2015-03-02 | キッチン&アトリエ

【Cafe kilns’ Kitchen】ミルクと黒砂糖/第2話 イタリアンホットチョコレート

皆さま、こんにちは。

今回は

西尾メシ先生著「ミルクと黒砂糖」第2話

に登場するカフェ「Cafe kilns」のメニューを再現、レシピ公開いたします!

「ミルクと黒砂糖」のお試し読みはこちらから☆


第2話のテーマは『イタリアンホットチョコレート』。
森さんと宮本くんのラブラブっぷりも必見ですが、それに負けないくらいとっても甘くておいしいのです。

イタリアではホットチョコレートのことを「チョコラータ・カルダ」と言いまして、冬のカフェでは定番の飲み物だそうです。
日本でいうホットチョコレートとは少し違い、とろ~りとした口当たり、そしてコクと甘みが強いことが特徴です。

素朴な味のものと合わせるとおいしそう…ということで、今回は甘さ控えめのビスコッティと組み合わせてみました。

今回も早速再現してみましたので、
ぜひご覧くださいませ~。


【イタリアンホットチョコレート】
(2人分)
≪材料≫
・牛乳 1カップ
・ビターチョコレート 100g(標準的な板チョコ1枚)
・コーンスターチ 大さじ1と1/2
・カカオパウダー 大さじ1と1/2
・砂糖 大さじ 1と1/2


≪調理法≫
① チョコレートを細かく刻む。


② ①と半カップの牛乳を鍋に入れ、弱火にかける。
※必ず弱火で溶かすのがポイント!火が強いと、チョコレートだけでなく牛乳も焦げて、口当たりが悪くなってしまいます。


③ チョコレートが溶けたら火を止め、ココアパウダー、コーンスターチ、砂糖を入れ、よくかき混ぜる。
※火にかけながらコーンスターチを入れてしまうと、だまになりやすいので注意!だまが出来てしまった場合は、最後にこしてしまえば大丈夫です。


④ 再び弱火で熱しながら、とろみが出てくるまでかき混ぜる。
⑤ ある程度とろみが出たと思ったら、残りの牛乳を少しずつ加えて好みの硬さに仕上げる。


⑥ コップに盛り付け、お好みのトッピングをする。
※今回は生クリームとチョコレートソース、さらにローストしたクルミを砕いてのせました!ほかにも、マシュマロやフルーツ、さらにはブラックペッパー、シナモンなどお好みのスパイスを加えて大人の味にしてもおいしそうです!是非お好きなものをチョイスしてみてください♪


【ビスコッティ】(20本分)
≪材料≫
・薄力粉 130g
・アーモンドパウダー 20g
・ベーキングパウダー 小1
・砂糖 50g
・卵 1/2個
・牛乳 40g
・バター 10g
・レーズン、ナッツ等 30g程度(お好みで)
※今回はレーズンとクルミを使いました。

≪調理方法≫

① レーズンとナッツは細かく刻んでおく。

② バターを常温ですり潰せるくらい柔らかくしておく。卵、砂糖、牛乳を加え、泡だて器などですり混ぜる。
※バターは電子レンジなどでは完全に溶かさず、常温で柔らかくする方が風味が出ておいしいです。


③ 薄力粉、アーモンドパウダー、バーキングパウダーを合わせてふるい、ヘラでさっくり混ぜる。粉気のあるうちにレーズンとナッツも加える。
※ここであまり混ぜ過ぎないのがポイント!ざっくり混ぜた方がさくっとした食感になります。


④ 打ち粉をした上に生地をのせ、熱さ1センチほどの長方形に整えていく。


⑤ 170℃のオーブンで25分焼く。一度取りだして少し冷ましてから、幅1cmほどに切り分ける。


⑥ 切り口を上にして再度天板に並べ、160℃で15~20分焼く。様子をみながらひっくり返し、もう片面も同じように焼く。


⑦ 取り出して、粗熱をとったらできあがり!


では、盛りつけましょう!

生クリームをホットチョコレートの上に乗せて、

チョコソースとアーモンドを砕いたものをトッピング…

緑があるときれいに見えるので、ミントも乗せて…

ビスコッティを添えれば完成!

 

…したのですが、生クリームが溶けるのが早く、

写真では悲惨なことに…!!


見た目はあれでしたが、味は甘くておいしかったです。

この季節にぴったり、どちらもとても簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください。

そして、つっくたホットチョコレートを飲みながら
西尾先生の「ミルクと黒砂糖」を読んで、
心も体もぽかぽかさせてくださいね!

では、また次回をお楽しみに(,,・人・,,)f

表示切り替え

PCサイトスマホサイト